脳の使い方を学ぶ 不快な刺激を相対的に減らす
社会人になって、上司による心無い一言、後輩からの失礼な態度などで、
不快を経験するよくあるだろう。
できれば、このような不快な刺激を避けたいが、
社会人である以上、避けること、減らすことはできない。
しかし、減らすことはできないが、相対的に減らすことは可能だ。
やり方は簡単。
きつい仕事、苦手な人と一緒に仕事をすることが連続して続く場合、
その後に、自分に好ましい快の感情が発生するような予定を入れることだ。
こうすることによって、不快な刺激を相対的に減らすことができる。
(でも、思ったんだが、このやり方は、脳の使い方を学んでなくても、
やっている人が多いよね。科学的に裏付けたってことか)
しかし、注意点がある。それは強弱のバランスだ。すごく不快な経験の後、すぐにすごく快いことをしてもダメだそうだ。
なぜなら、『感情的な波立ちが大きくなりすぎ、平衡を失いやすくなる。その結果、冷静さを欠いた、極端なことばかり考えやすくなる』からだ。
そうなることを防ぐためにも、強い感情が発生した後には、感情があまり発生しない地味な仕事や勉強をコツコツやっているような時期、時間を設けるようにしたほうがよい。
参考文献『脳と気持ちの整理術』より。